あちらこちらに書き散らかした日記をまとめて リニューアルオープンしました。
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お風呂に入ると 「無」の空間が 広がる。

音の無い 自分だけの世界が 広がる。



なんで 私は 存在するんだろう?

なんで 私は こんなに 病気を 持っているんだろう?

なんで・・・

次から次へと 自分への不満が こみ上げてくる。




     「そんなの 考えても しょうがないんじゃない?」



「ン?」

     「考えすぎよ」

「ン?」

    


湯気の中 目を凝らす。



     「だからね いつも 思うんだけど あんた 考えすぎよ」


あ・・・ 

「ブタ?」

     「失礼ね ドリーよ」

「え? ドリー?」

     「魔法使い ドリ?? ♪」

「それ サリーじゃない?」

     「私は ドリー」

「ふ?ん」

     「リアクション 低いわね」

「だって 洗い場に ブタだもん」

     「ブタじゃないわよ ドリーよ」

「ふ?ん」



     「毎回 思ってたんだけどね あんた 風呂場で暗いわよ」

「だって 色々 考えちゃうんだもん」

     「考えたって 大した答え 出てないでしょ?」

「うん」

     「じゃあ 考えたって 無駄じゃない?」

「だって ウツだもん」

     「ウツだからよ ウツだからこそ 考えちゃいけないのよ」

「ブタのくせに」

     「だから ブタじゃないって 言ってるでしょ?」



「あのさ なんで 洗い場に居るの? 風呂イスに 座ってるの?」

     「あんまりにも 暗いから 登場しちゃったのよ」

「ふ?ん」

     「だから あんた リアクション 低いって」

「だって ブタだもん」



     「あんたの悩みなんて 私が 一つずつ ひねり潰してあげるわよ」

「ふ?ん」

     「あんた 体型 気にしてるでしょ?」

「うん」

     「気にして どうなるの?
      あんた モデルにでも なりたいわけ?」

「ううん 普通になりたいだけ」

     「普通って何?」

「他の人みたいに なりたいの」

     「あんたは あんたじゃなダメなの?
      十人十色じゃ ダメなの?」

「ダメなの。 十人一色じゃないと ダメなの」

     「あんた 心 狭いわね。
      あんたは あんたのカラーが あっても いいんじゃない?
      世の中 同じ顔 同じスタイルって 怖いじゃない?」

「怖くないよ。 普通なら 何も 怖くない」

     「あんた 個性って 大事なのよ。
      個性が 光ってこそ 人間が 光るんじゃないの?」

「光らなくて いいの。 普通の中に 紛れ込みたいだけ」

     「ケっ!!! ツマンナイ人生なのね」

「ツマラなくても いいの。
 いつも 周りを羨む様な 人生に 疲れたの」

     「羨まなきゃいいんじゃないの?」

「・・・」

     



     「もっとさ 自分に自信 持ちなさいよ。
      一回こっきりの 人生じゃない」

「自信? 私が 持てるはずないじゃん?」

     「なんでよ? 自信なんて 自分の考え次第よ。
      簡単に 持てるわよ」

「ブタ アッチに イケ」

     「そこ そこなのよ。
      あんた 自分の殻に 閉じこもるのよ。
      どんだけ 周りが あんたに 力を貸しても
      あんたは 受け付けないのよ」

「私の苦しみなんか 皆 わかんないじゃん?」

     「ええ わかんないわよ。
      でもね 周りはね 不安定なあんたを 見捨てないでしょ?
      それはね あんたの事を 守りたいからよ」

「守る?」

    「不安定で 頭も 性格も 体も 弱い あんたを 支えたいのよ」

「ほらね それって 同情でしょ?」

    「違うわよ。 
     あんたを ちゃんと 見てくれてるの。
     あんたが 自分を 愛さない分 皆は ちゃんと 
     あんたを 見てくれてるの」

「わかんない」

     「だから あんたは バカなのよ」

「・・・」




     「成績が悪い バカは 治るわ。
      勉強さえすれば 治るわ。
      でもね あんたは 本当の バカなの。
      根っこから バカなの」




     「悔しいでしょ? ツライでしょ?
      泣きたきゃ 泣けば いいわよ。
      でもね あんたが 変わらないと バカは 治んないの」

「バカでも いいもん。てか バカって 知ってるもん」

     「そうやって イジケテ 毎回同じ所で 足踏みしてるだけじゃん」




もういい・・・
なんで 私は ブタに 説教 されてるんだろう?



「もう お風呂 出る」

     「あ・・・そう。
      また 明日ね」

「ヤダ」

     「だって わたくし ドリーは ココに 住んでるの。
      だから また 明日ね」
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【2009/07/30 12:56】 | 引越し転記
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