あちらこちらに書き散らかした日記をまとめて リニューアルオープンしました。
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おいらは 犬。

玄関に鎮座する 犬。


     「ところで アンちゃんと あの女は 夫婦なのかい?」

「えっと 夫婦のような 夫婦じゃないような」

     「・・・」

「夫婦というより 兄弟って 感じですかね」

     「そうなんだ」

「ケンカが 絶えないんですよ」

     「想像がつくよ」

「毎回 アンちゃんが 怒られてるんですけどね」

     「アンちゃんは ヒドイ人なんだ」

「イエイエ。 アンちゃんは ノンビリした いい人ですよ」

     「じゃあ なんで ケンカが?」

「そこなんですよ。 私達も 見ていて 忍びないんですよね」

     「何? 話してみてよ」



「あの女は いつも お菓子を 食べてるんですよ。
 アンちゃんは 体を心配して 御飯を食べるように 言ってるんですけどね」

     「それで?」

「あの女 お菓子を食べながら ボロボロ こぼすんですよ。
 こぼすと決まって アンちゃんに 食べさせるんです」

     「・・・」

「アンちゃん 知らずに こぼしたお菓子を 食べてるんですけどね」

     「・・・」

「まずいお菓子を 買ってしまった時も 平気な顔して 
 アンちゃんに 食べさせるんです」

     「・・・」

「ドーナツって 丸いですよね?
 アンちゃんは 丸いドーナツを 食べた事が無いんです」

     「なんで?」

「一口 二口 かじってから アンちゃんに 渡すので」

     「食いかけ?」

「ええ まさに 食いかけ。
 アンちゃんは 日々 食いかけを 食べさせられてるんです」

     「怒らないのかい?」

「アンちゃん 文句言わずに 食べてますよ」

     「アンちゃん・・・」


「アンちゃんが 大人しく テレビを見てると もう 大変」

     「何?」

「暇だの つまらないだの・・・ あの女の文句が 始まる」

     「アンちゃん 聞き流すのか?」

「イエ。 聞き流せないんですよ」

     「なんで?」

「あの女 いろんな技を持っているんです」

     「技? 色仕掛けか?」

「トンでもない。 あの女に 色は ありませんから」

     「わかる」

「全体重を あの 痩せたアンちゃんに 乗せるんです」

     「ウ」

「ローリングボンバーと言う カッコイイ ネーミングも 忘れず」

     「アンちゃん・・・」

「アンちゃん 呼吸もできないほど 圧迫されても 必死に耐えてるんです」



アンちゃん
あんたは なんて 心の広い男なんだ。

アンちゃん
あんたは なんで あの女を 選んだんだ?

アンちゃん
あんたの人生 間違った方向へ 進んでないかい?




アンちゃん

おいら 決めたよ。

これからな 週末 こっそり アンちゃんの部屋を 覗きに行くよ。

おいら 微力ながら アンちゃんを 応援するよ。

だから 頑張れ。


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【2009/07/01 12:33】 | 引越し転記
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