あちらこちらに書き散らかした日記をまとめて リニューアルオープンしました。
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お風呂に入ると 「無」の空間が 広がる。

音のない 自分だけの時間が 広がる。




「私さ この頃 疲れが取れないの」

     「歳だね」

「認めたくないけど やっぱ 歳だよね。
 昔と比べると 回復力が 異常に低下してるんだ」

     「人より 体重あるしね 負担 大きいよね」

「だよね」





「昔はさ 高速道路 一生懸命 運転して 疲れてても 笑顔を 忘れず
 彼の言うがままに 動けたの。
 でもね 今じゃ 運転してくるだけで 精一杯で 動けないのよ」

     「2時間だしね」

「そう そうなのよ。
 週末1000円になってから 渋滞も すごいし 肩も腰も パンパン」

     「マッサージしてもらってるじゃない?」

「してもらっても 簡単に回復なんて しないなのよ」

     「歳だしね」





「彼がね 食事中に コップを 変えてくれって 言ったの」

     「で?」

「私 疲れてて 動けなかったの。
 だから 自分で 行ってよ・・・って 言ったら 彼の顔色が 変わったの」

     「そうなんだ」

「昔ならね どんなに疲れてても 動いたわよ。
 寝てる時でも 頑張って 動いたわよ。
 でも 動けないのよ」

     「ふ?ん」

「彼に 言ったの。
 コップを取りに行くか 女をチェンジするか どっちかにして・・・って」

     「大きく出たわね」

「即効 彼は チェンジって 言ったのよ」

     「ギャハハッハハ」








「彼ね 以前 付き合って 一緒に暮らしていた女性が居たんだけどね
 その女性が 上げ膳据え膳で 何もしなくても 至れり尽くせり
 だったんだって」

     「今時 居るんだ そういう女性」

「居るみたい。
 で 彼の中で 私を その女性と 比べるわけよ」

     「それは ルール違反だよね。
      女としては 一番 キツイよね」

「そう そうなのよ。
 台所を 手伝ってもらえば こんな事 した事ない・・・とか
 こんなハズじゃなかった・・・とか
 何気に漏らすわけよ」

     「別れれば?」

「うん 私も 前の彼女と ヨリを 戻せば?って 言っちゃうんだけどね」







「私だって 仕事してるし 疲れてるし 運転で疲れまくってるんだもん
 手伝って欲しいって 思うし
 シンドイ事も 二人でやれば 楽しくなれると 思うから 言うんだよね」

     「わかる わかる」

「でも やっぱり 彼の中には 男とは・・・ 女とは・・・って
 考えが ぬぐえずに 居るんだ」

     「古っ!!! 今時 そんな考えしてたら 嫁さん来ないわよ」

「でしょ?
 でも 彼は 気持ちを変えないのよ」

     「だから 別れなさいって」

「だよね」






     「でも アンタ 何かと 彼に 命令してるじゃない?
      荷物とか 風呂掃除とか」

「あ・・・ してるわよ」

     「彼なりに 協力してるんじゃない?」

「うん してるとは 思うんだけど
 こんなハズじゃなかった・・・って 言われると 凹むのよ。
 絶対に 前の彼女と 比較されてるって」

     「勝ち目ないの?」

「無い・・・ 全然無い。
 だって まだ 大事に前の彼女の写真 取ってあるし」

     「見たの?」

「うん 見せてくれた」

     「彼って 恋愛のルール知らないのね」

「何の抵抗も無く 見せてくれたよ。
 細くて 可愛かった」

     「アンタ 負けたわね」

「うん」






     「チェンジって 彼の本音?」

「だと 思うよ」

     「少し 距離を 置いたら?
      彼自身が アンタを 必要と思うまで 距離置いたら?」

「思わなかったら? 必要な存在になんて なれないもん」

     「その時は 堂々と 別れれば いいんじゃない?」

「そうする」







「もう お風呂 出る」

     「自分に自信を 持ちなさいよ」

「持てない」
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【2009/07/30 13:33】 | 引越し転記
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